福島県 阿武隈高原 川内村のカフェ・ダノニーのブログ。東日本大震災で被災、原発事故により避難中。

やっぱり漢字は難しい
生八つ橋

あるところより、「生八つ橋」をいただきました。
東京にいたころはお土産によくいただいたものですが、福島県に来ると、なかなかお目にかかれませんね。久しぶりの京都のお味。

家族そろって、おやつタイムを楽しみました。

生八つ橋のパッケージは、注意書きも京都言葉。はんなりとした言葉のひびきが面白いなぁと思っていると

「ね、お母さん。ここの注意って、読み方を間違うととんでもないことになるよ」

「生物ですから、お早めに・・・・」

ナマモノと読むか、それともイキモノと読むか

ナマモノの生八つ橋は「おいしい」食べ物ですが、「イキモノ」の生八つ橋は食べたくありませんね。
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カレーを食べるとき、読んではいけない絵本
うんちのえほん

ある日のできごとです。
かわいい男の子の兄弟がご来店。よくできたお兄ちゃんは、まだ字が読めない弟に絵本を読み聞かせていました。大きな声で音読するうちに、店内の空気が凍りつきました。

そうです。
「○んちのえほん」を大きな声で音読していたのです。
それも、カレーを食べているお客様の横で。

店内はしらじらとした空気に・・・・・
よくできたお兄ちゃんは、絵本を取り替えて読み始めました。
よかった、よかったと思ったのですが、今度の絵本は
「はなをほじほじ いいきもち」

店内の空気は最悪。
お兄ちゃんは、弟のために一生懸命、音読しています。悪いのは彼ではなく、そんな本を置いていたお店です。なんとか、なんとかならないものか、冷や汗が流れます。

幸い、お兄ちゃんは途中で音読をやめて、夢中になって字を追いかけているようす。

はい、この絵本は社長のコレクションです。
この手のものが好きな社長が集めてあった絵本が「こどもの本コーナー」にあったのに、まさかの危険に気づいていなかったのでした。
いままで絵本を音読するような子どもがいませんでした。大人が音読するときは、ぜったいにこういうタイプの絵本は選びませんからね。

スタッフにお願いして、さっそく本棚から除去しました。「○んち」関連の絵本は全部で8冊もありました。
カレーを食べるとき、ぜったいに読んではいけない危険な絵本はなくなりました。
どうぞ、ご安心ください。
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いまどき、モテ男子の条件
小学3年生モトクロスライダー、猪狩拓未くん。
彼を周囲の小学生たち、とくに「女の子」たちはどんな視線を送っているのでしょう。

「拓未くんは〜、結婚したら、皿洗いとかやってくれるでしょ。」
「布団あげとか、いろいろやってくれるの、いいなぁ」

モトクロスのレースに出るために、厳しい練習を続けている拓未くん。
家庭内でのしつけとして、皿洗いなどの家事を小さいときから続けているそうですが、その様子がテレビなどで報道されたため、女子たちからは注目の的。

イマドキのモテ男子は、

「目標とか、ぶれてない」
大きくなったら何になりたいといった目標を持ち、フラフラしない。堅実な姿勢に、熱い視線が集まるようです。
今日、サッカー選手になりたいと言って、明日は野球選手、なんて言うのはダメ。
「○○になるんだ。お母さんに楽をさせてあげて、彼女とかもいて・・・」事業計画を熱く語る男子は、もてるらしい。

学年で一番のイケメン男子にも、女子たちからは厳しい評価がつけられているのだとか。
授業中の態度などに、ダメがつくようです。

店長世代などなら、スポーツができるとか、かっこいいとか、そんな男子がもててたんですけどね。
いまどきの小学生たちは、堅実で、しっかりした将来設計を考えて、ラブコールするそうですよ。
家事もがんばる拓未くん。
モトクロスレースにとりくむ姿だけでなく、ふだんの姿もかっこいいよ。
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長靴をはきなさい!
薪ストーブ

次男が通っている中学校では、
「長靴をはきなさい!」という注意が出たそうです。

川内村では、小学校・中学校の子どもたちは父兄に送迎してもらうことが多く、とくに雨や雪の日には、自家用車での通学が目立ちます。遠くから登校する子どもたちには、村営の送迎バスが運行されています。だから、雪がふっても運動靴で登校することができるのです。

ところが、
「長靴をはいていない生徒は、校庭の雪かきを手伝おうとしない。長靴をきちんとはいてきて、雪かきを手伝うようにしなさい」

2月。ここ数年、暖冬で降雪が少なかった川内村でも、雪のふることが多く、雪かき(川内では、「雪はき」と言います)の手間が大変です。長靴をはいて、しっかりお手伝いをしようということだそうです。

早く登校する次男は、教頭先生を手伝って、いつも雪はきをしているとか。
足が大きくなった次男に長靴をとられてしまい、店長は長靴なしの生活です。そろそろ買いに行きたいなぁ〜
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少年ライダー拓未くん全国大会へ
川内村の少年ライダー 猪狩拓未くん
8月2日に開催される 2009MFJ全国大会に参加します。

モトクロスレースの案内

クラス:J65

前回のコースは石が多く、パンクに泣かされましたが、今回の開催コースはコーナリング、登りともに拓未くんの好きなタイプ。好成績が期待できるかな。

全国大会となると、ピット状況も厳しく管理されるとか。
拓未くんのお父さんも、ピットクルーの免許を取得し、レースに臨みます。
「ピットクルーの免許をとって、クビからタグを下げていないと、それこそレース開始の前にヘルメットを持って側に立っていることもできないし、どれくらい遅れているかの連絡ボードも出せないし、子どもの側にまったく近寄れないんだ」

マシンの整備もお父さんの仕事です。
バイクに貼られたシールが、応援の印。ダノニーも応援してますよ!

31日にマシンを分解・整備するとのこと。興味のある方はご連絡下さい。
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子どもたちの頑張りにパフェ
歌唱賞プレゼント

村内のお子さんが、大人に混じっての歌のコンクールで優秀歌唱賞を受賞しました。(堂々の第二位!)
トーナメント制なので、次は二本松での大会に参加するそうです。

つきそいで行った家族は、下位からの発表で、次々にトロフィーがなくなっていく中、緊張に耐えられなかったとか。最後に名前が呼ばれたときは、どれだけうれしかったことでしょう。大人でも耐え難い緊張の舞台で、堂々と歌ったお子さんに、ダノニーでもなにかご褒美をあげたいと社長が提案。

どうでしょう。
こんなご褒美なら、気持ちが伝わるかしら。

山の小さな村に暮らす子どもたちにとって、知らない人ばかりの場所、行ったことのない場所で実力を発揮させるのは大変なことです。がんばれKちゃん。
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カフェにやってくる子どもたち
演歌の花道ごっこ

カフェには、ご近所の子どもたちもやってきます。
同級生のお母さんがやっている、ということもあって、安心して入れる店なのでしょう。

「トイレ貸してください」
そんな使い方もあります。

子どもたちの会話には、にっこりしたり、どきどきしたり、子どもならではの感性があって、おもわずこちらも微笑んでしまいますね。

写真は、ハーブの苗にかざってあるウサギの人形です。アイスクリームの箱に入ってきたドライアイスで、霧をつくって遊んでみました。「演歌の花道ごっこ」と、秘かに名付けています。
−−−−−−スリップ−−−−−−

お出かけしたくないMちゃん。買い物に連れていきたいお父さんを手こずらせて、電話でお母さんに訴えます。

「雨、降ってきたんだよ。雨だからさ〜、車がスリップして事故したら大変でしょ? だから、行きたくないの」
カテゴリ:子どもたちの情景 | 08:30 | comments(0) | trackbacks(0)
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