福島県 阿武隈高原 川内村のカフェ・ダノニーのブログ。東日本大震災で被災、原発事故により避難中。

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長男が観た チェルノブイリ・ハート
18歳の長男は、いろいろなことに悩み、劣等感に苛まれ、自分自身をコントロールできなくなってしまうことがあります。若いときだからこその悩みだと思いますが、こればかりは自分自身で答えを見つけなければなりません。親ができるのは、ちょっとしたきっかけ、ちょっとしたヒントのヒントをあげるくらい。

「小田原のイベントに参加してみたら? 
岩上さんのイベントって、『失敗』って概念がない世界だよ。なんでもありの雰囲気がいいんだ。
原発労働者のことが気になるんだったら、樋口さんの講演を聞いたら?」

ということで、一日、イベントに参加した長男。

【上映会】
チェルノブイリ・ハート
白い馬

どちらも、「なんだかなぁ」重い気持ちになったそうです。
チェルノブイリハートの世界は、自分にとってまだ現実な感じがしない。本当にそうなるのだろうかといった、現実離れした気持ちになったらしい。

白い馬 は、当時10歳だった男性が、自分の住んでいたアパートを訪れるドキュメントです。
これもまた、重たい気持ちになったらしい。
・・・・自分がこうなるかもしれないんですから。

原発労働者についての樋口健二さんの講演では、
「出てくる写真が、『あ、あそこじゃないか』『知ってるよ、ここ』なんだからね。ものすごく重たい気持ちになった」

理系高校に通う長男が一番ショックを受けたのは、下請けの下請けが原発内部の溶接作業をさせられたというくだりらしい。
「溶接っていうのは、とっても難しい作業なんだよ。熟練した人がやらないと、かんたんにはずれたり、割れたりする。ちょっとしたショックで溶接部分が壊れる。熟練していない作業者が作業したなんて・・・」
自分でも溶接作業をやったことがあるので、身近に感じたそうです。

東電の会見をずっと見続けているジャーナリストの木野龍逸さんのトークまで参加して、帰ってきました。

同級生は今、どうしているんだろう。
これからどうなるんだろう。
福島県内にいる18歳の同級生は就職しているか、進学しているか。もし、就職していて、それが原発内部だったら。3Kよりもさらに過酷な状況で働く福島の青年がいるかもしれない。


いま、このとき、作業している人たちのことを、多くの方に、記憶しておいてほしいと思います。
カテゴリ:店長の部屋 | 15:17 | comments(0) | trackbacks(0)
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