福島県 阿武隈高原 川内村のカフェ・ダノニーのブログ。東日本大震災で被災、原発事故により避難中。

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それって憲法違反じゃないですか
カバチタレ

「カバチタレ」というコミックを知ってますか?
司法書士という仕事を有名にした、ドラマの原作にもなったコミックですが、私はこれに助けられたことがあります。

家を建てたとき、代金の支払いでトラブルが発生。無理な請求をどうやって支払ったらよいか、首をつる寸前に追い込まれたときに、愛読していたコミックから「法律家に相談してみよう」と思いつきました。いわき市の弁護士会館でおこなわれている無料相談で、債務整理を相談しようとでかけたものです。そのとき、相談した弁護士の方から、
「あなたのように無知な人がいるから、悪いヤツがはびこるんだ。そんな代金、支払ってはいけない。支払う義務なんてない」
一喝されました。

その後、調停などを経て、首をつることなく、一家心中もせず、ここまできたわけです。

なにが正しいのか、法律・法のルールとして考えるということが、習慣になりました。ほんのすこしだけ、司法書士の勉強をしたことがありますが、法律は憲法を基につくられ、あらゆるトラブルを想定して摘要できるように構成されていると感心しました。

原発事故から半年。東電から送られてきた補償に関する資料は、読むだけでも大変な量と、あらゆるテクニックに満ちていて、とても私の手には負えないシロモノです。ひとつひとつの文言がワナだらけ、うっかり提出できません。

国会議員の 森まさこさんが、9月16日にツィッターで「東電の分厚い請求書と一方的示談書。昨日自民党の会議に来た東電の損害賠償担当に対し私が、こういうもの配ってますよね?と問いただしたら示談書の存在を認めた。違法であることも指摘。部分的でございまして。。。などと意味不明な言い訳をしてた。」
「東電の一方的示談書と電話帳みたいに分厚い請求書は撤回するよう、福島県国会議員で東電社長へ申し入れすることを決めた!」

弁護士会などでも、補償に関する手続き書類の中に入っている「同意書」が、実は示談書であることが指摘されています。こんなものにうっかりサインなんてできません。健康被害は、一年後、数年後に起こるかもしれない時限爆弾のようなものです。原発が完全に収束していないのに、示談書だけ先にとられてしまったら、もうどうしようもありません。

しかし、こうなってしまうと、いつまでも補償に関する手続きをすすめられなくなってしまいます。
その後ずっと塩漬け状態になってしまったら、仮払いでもらった補償金だけでオシマイにされるのではないか。奪われた生活への補償は、事実上、チャラになってしまうのか。そんな不安も感じています。

すべての法律は、憲法に基づくとなっています。
第25条1項において「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と定められているのに、その健康がおびやかされている今、これって法律に違反していませんか。
ルールのすきまで詐欺にあっているような、すっきりしないことだらけです。
カテゴリ:店長の部屋 | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0)
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