福島県 阿武隈高原 川内村のカフェ・ダノニーのブログ。東日本大震災で被災、原発事故により避難中。

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あちこち片付けて 地震の備え
ニトリ 食器棚

鎌倉市に避難して7ヶ月。
川内村から来たということで、町内会などでお話しをさせていただくことがあります。

災害にはいろいろな種類があり、毎回、同じようなことが起こるとは限りません。震災にしても、私たちが田舎暮らしを決意したときの阪神淡路震災と東日本震災では地域も被害状況も異なっています。

ですから、お話しをするときには、相手の方の状況にふさわしいような内容にしようと考えています。
災害はいつ、どこで発生するかわかりません。だから、日頃の備えなんて、個人の家でできることは限られています。

1.人をあてにしない(役所の職員、消防署員も被災者になる)
2.身に付けたものだけでなんとかする(知識や技術を使う)
3.毎日の暮らしを改善する

福島での震災経験を基に、避難先の夫の実家を整理しています。
震災で家の中がぐちゃぐちゃになることを考えたら、「いつか使うかもしれない」といったゴミ未満のものは早く処分しておいた方がいいに決まってます。積み上げた箱などは凶器になりかねません。

粗大ごみを捨て、不要品は捨てるかバザーに出し、家の中をすっきりさせておく。

特に、キッチンと玄関周辺は、倒れたものと落ちてきたもので足の踏み場もないといった状況になると、復旧に時間がかかるし、いざというとき避難できません。家を離れるとか避難所に行くという状況よりも、不自由で不完全なまま何日も自宅で生活しなければならないということの方が可能性が高いと思います。キッチンがすっきりしていれば、すぐにでも料理できる。実際、川内村の自宅はキッチンの被害がほとんどなかった(床に落ちたものが少なかった)ので、震災後にすぐご飯をつくって食べてましたから。

夫の実家の食器戸棚を買い替え、中身の整理・入替をしたら、ずいぶんとすっきりしました。
長年の思い出の品を整理したのは、高齢の両親には辛かったかもしれません。でも、こちらの三浦半島でもいつ地震がくるかわかりませんから、整理させてもらいました。

町内会などでのお話しのとき、必ず言うのが、
「高齢の方は、下着にフルネームを」
人生最後の整理整頓は、自分の身体です。自分で整理できないものですから、どなたかの手をわずらわせなくてはなりません。死んでもいいや、と思っていても、それでは誰かの迷惑になってしまいます。身元確認のための最後の手段として、身につけるものにフルネームを書いておく。そんなマナーがあってもいいでしょう。
カテゴリ:いままでのダノニー | 14:47 | comments(0) | trackbacks(0)
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