福島県 阿武隈高原 川内村のカフェ・ダノニーのブログ。東日本大震災で被災、原発事故により避難中。

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東大出の人に負けないように
震災のとき、食器が次々に落ちてくる食器棚を支えていた次男。
余震の中でもぐうぐうと寝て、菓子を食べ、不安な様子を見せなかった彼は、高校一年生になりました。

もとから首都圏への進学を予定していたものの、中学三年生からの転校は受験には厳しい条件になりました。
教師に媚を売ることができない彼は、内申点がとれずに惜敗。
なにより、山奥の田舎から都会に進学するには、勉強の質や量が不足していました。
でも、彼は、「受験校の選び方に、後悔はしていない」

震災被災地だったことで、一年間、塾の受講が無料となったので、難関校への進学コースでみっちり勉強できたことが今の彼の財産です。

難しい学校に入り、社会に出ていく人たちは、子どものころからの行動や生活が異なっています。思考パターンが違うのです。
このことは身近に接して、一緒に生活してみないとわかりません。首都圏に進学させたいと考えたのは、息子たちのもっている個性をどこまでものばしてやりたいと思う親の願いでした。
次男は、個性豊かな受験生たちと一緒に学び、こころを許せる友人もできました。
次男にとって「トモダチ」というのは、とても重い意味をもっていて、一緒に話をしたり、遊んだりするだけの存在ではない、もっと深い信頼や尊敬の思いがあるそうです。

一緒に学んだ友達は、難関校へ行きました。
三年後、また、挑戦のときがきたら、それぞれがそれぞれの人生をかけて、競いあうようになるでしょう。

無理をして勉強させなくても・・・・
親のエゴじゃないか・・・
高望みさせて・・・・

そう思われてもしかたがないかもしれない。
でも、原発事故、そしてそれからのいろいろを見てください。日本の社会を動かしている頭のいい人たちと戦うには、同じ土俵で戦えるだけの頭をつくらないといけないんです。なにが起こっても、体ひとつでどこまでも逃げて、もっていけるのは健康な体と考える頭だけ。
自分で考えて行動できる大人になってもらいたいと願っています。
カテゴリ:店長の部屋 | 11:00 | comments(0) | trackbacks(0)
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